デーヴィド・アイク週刊ニューズレター予告編
2009年11月6日金曜日
歌詞カードを見て歌うこと・・・
・・・原稿を読むこと
欧州における国家主権は、それはわずかながら残されているのだが、今週、過去のものとなるよう運命づけられた。権力をこれまでなかったやり方で欧州連合(EU)に中央集権化する「リスボン条約」が調印されたのだ。私たちはたった今ルビコンを渡り、本格的な暴虐の中に入ろうとしている。
最後に条約批准の署名をしたのはチェコ共和国大統領ヴァーツラフ・クラウスであり、彼の考えで可能な限り長く拒んでいた。クラウスはこの条約に対する猛烈な批判者で、それが欧州の自由、国家主権、国民性にとって何を意味するのかをよく知っている。彼は人為的地球温暖化説を「まったくの虚構で、真摯な態度の人や科学者は皆そう主張している」としてはねつけてもいた。
クラウスは明らかに目先が利く人物で、彼の前に官僚が毎日定例通り提出するゴミを見分けることができるが、今週、彼がペンをさっと動かした時、彼は欧州の人々が自国の命運を決するすべての権利を事実上放棄する署名をしていたことに十分気づいていた。そしてブリュッセルやベルギーでEUの官僚体制の中にいる黒っぽいスーツをまとった暗い心の持ち主たちに権利を明け渡してしまうことも。
同じことが北アメリカ、アフリカ、アジア、オーストラリア、ニュージーランド向けに計画されていて、それは国民国家を掌握するために採用された方法や技能をさらに使いこなすのに都合がよいわけだ。欧州を陥れるためになされていることは現在世界中で起こっている。基本テーマは、五十七年前、「欧州の父」ロスチャイルド家の表看板となる人物ジャン・モネの例に絞られる。私が生まれた年に彼は友人に向けた手紙でこれを書いた。
「欧州の国々は何が起こっているかを国民が理解しないうちに超国家に向けて誘導されるべきだ。これは次に続く道筋によって成就されうる。経済的な目的を持っているように偽装したそれぞれの人が、実は最終的に取り返しがつかないまでの連邦化に導くことになるだろう。」
つまりそういうことがあって・・・、
・・・欧州で国民国家が事実上終局を迎えたのが今週だったわけだ。そして、書かれたまま長期にわたりずっと待機していた新しい法規制の高波が、リスボン条約が数週間のうちに効力を発するその時に、欧州の国々に押し寄せようとしている。
それはすべて少なくとも十九世紀、おそらくもっと以前から計画されている。そしてこの六十年にわたって嘘とペテンと深刻に腐敗した政治家や官僚たちが悪夢を現実に変えてきたのである。
少なくとも欧州では、ゲームが丸ごと新しい局面に変化したところだ。北アメリカ、アフリカ、アジア、オーストラリア、ニュージーランドもこの教訓を学んでほしい。次はあなたがたの番である。彼らがあなたがたに同じことをさせないように。
【翻訳チーム◆うさぎの穴はどんだけ】
当記事の本編は後日公開予定です。
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