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時間って何?…あなたの身体コンピュータの解読しだいだ

このニューズレターは著者デーヴィッド・アイクの承認を得て翻訳されたものであり、著作権は著者に帰属します。英語原文に興味がある方は、David Ickeのサイトから購読できます。

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デーヴィッド・アイク週刊ニューズレター

2010年5月2日 日曜日

時間とは何か?…

…それは、あなたの心体コンピュータの解読しだいだ

皆さん、こんにちは…

私だけではないと思う。実際のところ多数の人がそう感じているはずだ、というのは、今椅子に腰掛けて、何を今週のニューズレターに書こうかと考え、先ず上記の日付けを入れて見て、「ええ、もう5月2日なんて、なんて時間がたつのは、早いんだろう!3月と4月は何処へ行っちゃったのかな?」なんて感じているのだ。

私にとっては、かようであるけれども多くの人にとっても、そうである事を知っている。いったい、どうした訳なのだろうか?

1990年に霊感者たちに会って言われた事を思い出すと、20年も前になるが、私の大冒険に満ちた人生の旅立ちが始まろうとしていることを予言され、新しいバイブレーション(波動)がやって来るというのだ。

私は、それを、“真実が現れて来る世代の波動”と名付けたのだが、しかもそれがやって来るのには、非常に早い速度でやって来るので、我々は皆、仰天してしまうだろうと彼女達に言われたのだ。

そして、未だに仰天するまでには至っていないが、かなり驚くべく事態には成って来ている。
世代が変わって、エネルギー的にも別の時期へと変わっているので、現実もそれにつれて、だんだん早く変化してきている。

それだから、私は、この“真理の波動”は変化の波動だと言っているのだ。

宇宙から来るエネルギー波動が速まって来ている。

ひとつの世代と次の世代の瀬戸際に来ている変化は、刻々と強くなって来ている。

私は、こうした変化をいろいろな形て、肌身で感じているのだ、それに共鳴していて何を為すにもじっと座っていられず、集中するのに一段と注意を必要とする。それでも、最もそれが顕著に感じられるのが、時間に対する感じ方だ。

宇宙から来るエネルギーの波動に、合わせようとしている多くの人々も、同じように時間に対する感覚が一段と違った感じに成っているはすだ。

考えてみると、この時間と言うものは、本来存在しない。宇宙ワイアレスインターネットと私が呼んでいる、ヴァーチャル・リアリティ(現実世界)を作っている元の記号情報の一つの要素でしかない。

この元の記号情報の要素は、太陽光線の光子に刻まれていて、我々の脳の働きと、遺伝子構成によって、我々が、“これが現実世界だ”と感じるホログラフィックにに解読する際に生じる物なのだ。

光子は、光線の一単位で、他の電磁波の一単位でもある。

この光子情報をいかに解読するかによって、時間がどのように早く、または遅く経過する様に感じるかになるのだ。私の著作「ムーン・マトリックス」(邦題)で述べたとおり、銀河系の中心にあるブラックホールから発生する、共鳴派によって宇宙に於ける根源の周波数が決定される。

ドイツの科学者達と天文学者達が、銀河の中央は巨大なブラックホールであると証明している。他の銀河系についても同様で、この私の以上に述べた時間に対する説明にと合致している。

ブラックホールから発生する共鳴波が、太陽に影響し、光子の中に情報を刻み込んで、それが我々の私が、心体コンピュータと呼んでいるものの働きによって、日常経験できる物質的世界(ホログラフ)に解読される。

ブラックホールから発生する共鳴波はいつも一定ではなく、始まっては、また元に戻るという様に、周期的に変化するのだ。私はこの事をタイムループ、(時の輪)と呼んでいる。

宇宙のしくみは、このように大きく幾つかの世代に分かれていて、それが周期的に繰り返す様になっている。古代人は、このことを良く知っていてヒンズー教では、ユガ期として分類されている。

ユガ期についての説明でわたしが見かけた物は:

「春夏秋冬と季節が別れているように、地球と人類の意識が緩やかに変化していく様を、幾つかのユガ期として分類している。黄金の季節から闇の季節へ、そして再び黄金の季節へと一周する、これは太陽系が中心の太陽に対する動きと関係がある」と言う。

我々は、今、この無知と圧制期のユガ期から、偉大なる啓発されたユガ期へと向かっているのだ。我々の意識は、この様に、どのユガ期に生まれるかによって、どういった人生経験をするか選択できる様になっている。

我々が生まれる前にかなたの次元に存在していた時に、誰かがあなたに、ピストルを突きつけて、「さあ、下界に下って行ってあの体に入らないと殺すぞ!」と、あなたの意に反して押し付けてそうさせたのではない。

我々が自ら自己の広大なる意識の元で、違った経験を選択して、決定した上でやって来たのだ。我々の現在のこの下界にいる有様で、これを理解するのが、ちょっと難しいかも知れない。

「私がこんな哀れな人生を自己から選んだって?とんでもない!」なんて言うかも知れない。しかしながら、こうした下界の人生は、上界にいるときの、純粋意識の観点から見ると、大変違ったものに見えるのだ。

まして、心体コンピュータでの五感に縛られ、人類を奴隷化する心理操作でがんじがらめにされている現世からは、想像もつかないかも知れない。

いずれにしても、人類の偉大なる覚醒変化を経験すべき、波動が変化して来る時期を選んで来たのだから、周りの色々な変化を悲観せずに、新しく、そして高くなる波動に接して、我々が好んでこの時期に成し遂げようとした初心に戻って、この時期を迎えようではないか。

もちろん、去っていく季節の波動構成から出来ている旧世界が最後のあがきに立ち向っていかなければならない事も事実だ。
コンピュータのソフト(入力情報)を入れ替えれば、それによって解読される画像出力、いわゆる現実現世は、前のものとは異なってくる。

表現される、情報は同じではない。それが我々の地球とその外の広大なる宇宙についても同じことが言える。その際、我々にとってなじみが浅いので困るのは、根源波動の変化によって変化する、時間に対する感じ方が変わってくる事だろう。それに慣れるのに一苦労するかも知れない。

時間の概念は、左脳の働きによって生ずる。そこで、もともと時間というものは存在しない元波動の情報を連続する、一連の時間と言う概念として知覚されるようにに解読する。

脳の働きによって、時間が早く経つように、または遅く経過する様に感じる、もともと“永遠なる今”とでも言うべき、無限なる状態に属するもので、我々の使う時間とは、それを元に創られた幻影でしかない。

言ってみれば、全て起る事柄は、この“永遠なる今”で起こっている。将来の事を考える事、過去の事を覚えているということは全て今起こっている。全ては元々、この“永遠なる今”しか存在せず、そこから知覚上の幻影として将来や、過去を経験していると言える。

この時間周期(タイム・ループ)は、過去から未来へ、一直線状を動いていると言うか、初めからスタートしてまた最初に戻るという様に、円周上を動いているようなもので、そのすべてが“永遠なる今”という根源の中にある。

もっというと、別に円周上を動いているわけでもない。我々が“永遠なる今”の根源波動を、その都度、解読するホログラフィック上の表現現実として、知覚しているのみである。

アルバート・アインシュタインは、過去、現在、将来とも同時に存在すると言った。「物理学者、他者たちは、過去、現在、将来とも分類しているようだが、それは非常によく出来た信じ易い幻影である」、このような事は、実際、仮死経験の体外経験で得られるものだ。

例を挙げると、ある臨死経験者がこう言っている:「私の生まれたときから、先祖、子供たち、私の妻などの思い出が、一瞬にして思い出されました。私についての全てと、私の周囲の人についての全てです。私は、過去のこと、今起こっていることについての彼らの考えがわかりました。それは、時間と言うものがなく、順序だてがなく、また距離や時間、場所などの制限もなしに体験しました。私は、同時に如何なる所にも行く事が出来たのです。」

(左脳 )         (右脳 )
分析力             想像力
論理的            一般化
正確さ            直感的
反復            概念的把握
組織力        細部に捉われない
科学的           発見研究的
感情移入なし       感情移入あり
文字どうり       例えて把握する
個別連続的、順次的     不規則対応

上を見てお分かりの通り、私が言った事は、左脳が時間概念の知覚を司る所で、米国の脳生理学者ジルボルト・テイラーによると、左右の脳がいかに、情報の取り扱いに対して違いがあるかを述べている。

右脳は、パラレル・プロセッサー(並列計算機)のごとく働き、左脳はシリアル・プロセッサー(逐次計算機)の如く働くというのだ。
並列計算(パラレル・プロセッシング)とは、複数の計算(オペレーション)や、仕事(タスク)を同時にこなす能力をいい、逐次計算(シリアル・プロセッシング)とは、一連の仕事をひとつづづ順次にこなす方式を指す。

右脳によって処理された情報は、拡張的ですべてが同時に起こっているように思え、左脳で処理された現実は、逐次的かつ直線的な一進行型になるのだ。

左脳処理で構成される、逐次的な出力において速度とされるものは、我々の心理的かつ心情的な状態により影響を受ける様だ。いやな気持ちで、歯科医の椅子に座って待っている時とか、列に並んで持ってくる時には、時間の流れが遅く感じられる、しかしあなたが本当に楽しんでやっている活動をする時には、時間は早く流れる物だ。

「あれ?もう終わりの時間になった?」

真実の波動と私が呼んでいるところの劇的な変化が、宇宙に於けるワイアレス・インターネットに起きている。これによって上界の情報構成でのエネルギー環境が、変化することによって時間への知覚が根本的に影響を受けるのだ。そしてその変化が次第に激しくなって来ている。

つまり、我々が体験する時間と言うものを、次々と構成している解読プロセスを通じ、出来事がもっと速くなって来ているように感じるのであるから、私は、先月や、先々月はあっという間に過ぎてしまい、どこへ行ってしまったのやらと感じる訳だ。

今、思い返してみれば、私の覚醒期の始めに、色々な霊感者から時間の速度がだんだん速くなって、人々は、生活を簡素化さぜるを得なくなって行く、無駄な活動はやめ、真に必要な事をするだけの時間しか与えられなくなると言われたのを思い出す。

20年前に言われたことだが、時間の速度がもっと速くなってきて、従来やっていたことを全部しようとすると、一日に十分な時間がないので気が狂ってしまう様に感じると言うのだ。

時と言う現象について、もっと意識するようになって過去数ヶ月、私には、以上の霊感者から言われた知恵の言葉がはっきりと分かって来た。この宇宙上界の情報構成の変化について、わたしの潜在意識が準備しているせいか、かねて2007年の夏より、私の人生の整理を始めている。

宇宙上界の波動、または、我々の、実現下界世界のより上にある、波動の動きに同調する事によって、潜在意識は元より、通常意識についても将来の様子を感じる事が出来る。

いずれにせよ、2007年夏以来は、要らなくなった持物や仕事の邪魔になる事、それに否定的な事について掃除をすることを始めた。本当に必要なものや、私の助けになることや肯定的な事のみ、手に停める事にしたのだ。

それを心に留めて、今でもそうしているのだが、過去においてすったもんだ、あれこれ悩み、煩わしい事に時間を追われていたのに比べ、日常生活がもっと過ごし易くなった。

煩雑な事柄から開放され、生活を簡素化したお陰で私は、一日中仕事に専念することが出来るような時間のある者となった。今は、人々が無駄な時間を費やしたり、注意の妨げになっている事柄などを反省して、人生を吟味する時期に来ている。

ひとつの時期から他の時期への過渡期の常で、大きな変化が起こっている、それが、我々の知覚や規則規定を解き放ち、新しい時期へと我々を結び付けて行くのだ。

大掃除の季節!

私達の生活をを掃除すると言う事は、我々自身を掃除する事と同じ意味である。我々が心理的で感情的に必要でない事柄に執着していると言う事は、我々の生活に直接破壊的な影響を与えている。

「いったいそれは本当に必要だろうか?この人間関系は、いずれかの側にとって為になるのだろうか?」

時間は、遅くなってはくれないし、このままの速度でいることもないだろうから、以上のことが、大切な課題だ。徐々に加速する変化は、それに伴う人々の時を早めている。

「おや、まあー、もうこんな時間?急がなくちゃ!」

アイク翻訳委員会:三ツ星

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