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お願いだから暴動を起こさないでくれ…それはまさに「やつら」が望んでいることだ

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デーヴィッド・アイク ニューズレター、2009年3月1日号

お願いだから、暴動を起こさないでくれ…

…それはまさに「やつら」が望んでいることだ

「戦う相手に自分がなる」 – デーヴィッド・アイク

みさなん、こんにちは…

アメリカ各地を回って、この国が類を見ない経済崩壊の瀬戸際にあるとわかった。そしてもちろん、アメリカだけの話ではなく、世界中が同様の状況となっている。

差し押さえられた件数は、自分たちの落ち度ではないのに家を失った人々や家族たち同様に膨大なものになっている。最新の予測によれば、これは津波のように激増するよう運命づけられている。

信用崩壊はイルミナティの工作員とアラン・グリーンスパンのような悪魔主義者によって画策された。彼はイルミナティに属するビルダーバーグ・グループ、外交問題評議会、三極委員会、そして他のさらに極端に閉鎖的で邪悪な秘密組織の利害を代表している。

グリーンスパンは長期にわたり、民間の「アメリカ合衆国中央銀行」、連邦準備制度理事会の議長を務めた。一旦彼の施策で可能な限り多くの個人債務と通商債務を操ると、システムのスイッチを切って世界的経済崩壊の計画を実行した。

グリーンスパンはレーガン、パパブッシュ、クリントン、ブッシュ(息子)の下で「連邦準備制度」を率いたが、ほとんどの公人が関わるより更に深いイルミナティのネットワークの階層にて操作した。ロスチャイルド家の非公認の子孫であり元悪魔主義者の或る人物から、生贄の儀式に参加したグリーンスパンの様子について覚えていることを聞いたことがある。

「ロックフェラー家やブッシュ家の連中が儀式に参加していたのを覚えているけど、彼らは儀式を率いるような大きな力は持っていなかったな。今でもただの信者で、魔力を持つカリスマとは思わないね。アラン・グリーンスパンは別にして、あいつらのほとんどはこのカルトで、主に経済力や名声を求めるただの頼りない追従者だった。グリーンスパンは、本当に霊的な力や魔力がずば抜けた人だったね。ブッシュの連中やロックフェラーの若いやつらなんかを、チラッと見るだけでビビらせることができたんだ。」

アメリカ合衆国の経済を1987年から2006年まで支配し、現在の世界崩壊につながる狂気の経済政策(これらの背後にある本当の理由を知らないなら狂気だ)を計画し監督したのは、このような人間だったということだ。

ノーベル賞受賞者の経済学者ジョセフ・E・スティグリッツ氏とポール・クルーグマン氏はグリーンスパンを、アメリカや他国で悪化する経済破壊を創造した張本人と名指した。スティグリッツ氏は、グリーンスパンが「規制をあまり信じていなかった」、そして「金融業界の行き過ぎた行為に話が及ぶと、自己規制を訴えるという矛盾した発言をしていた」と述べている。

別のレベルで理解すれば、グリーンスパンや世界中にいる他のイルミナティの利害を代弁する権力者たちは自分たちが何をしているか、そしてその結果がどうなるのかを正確にわかっていたと理解できる。

グリーンスパンは彼が行った操作の本当の規模と結果が明らかになる直前に任期を終えている。それらは他の人々に委ねられ、グリーンスパンの背後にいる同じ力によって全員が支配されている。彼らはグリーンスパンや彼の同類が創り出した問題に対する「解決策」を提示するのである。これが、オバマがあからさまに内通者たちを彼の「経済対策チーム」に任命した理由だ。彼らは経済崩壊の「解決」を任命されたが、まさにこの問題で非難されるべきは元々彼らなのである。

ティム・ガイトナー、ラリー・サマーズ、ポール・ボルカー等々、彼らはすべて、グリーンスパンと同じビルダーバーグ・グループ、外交問題評議会、三極委員会のネットワークの忠実で勤勉な支持者であり、アメリカやその他の国の人々の利益になるであろう「解決策」を見つけようというつもりは全くない。あの陰謀団のための彼らの役割とは、何兆ドルという膨大な額の借金を浪費することで経済を破壊し、もう取り返しのつかない状況だと悟らせることなのである。

今週、あるアメリカのテレビCMでやっていたのに、「キリスト」が生まれたとされる日から毎日百万ドル使っても、オバマが使おうとしている借り受け金「経済刺激策」の額には達しない。それに加えて銀行の「救済金」の膨大な金額については言うまでもない。

彼らは例外的な速さで仕事をし、恐怖とオバマ人気を武器として使い、事態をさらに悪化させるが良くはしないことをすべて承知の上で、さらに火に油を注ぐのである。ブッシュの銀行「救済策」は跡形もなく消え追跡不能だ。そして今やブッシュの新型核弾頭、すなわちミスター・チェンジが新たな3兆ドルの支出に直面している。

彼らの意図はアメリカ経済を破壊するだけでなく、できる限り速く多額のお金を問題(主に銀行)に対し投入することで、経済が計画された規模で本当に崩壊する頃には、政府の対応策に全く選択肢が残されていないようにすることだ。

同じことが世界中で画策されている。例えば英国では首相のゴードン・ブラウンもまた借りたお金を銀行業界にばら撒いているが、事態をさらに悪化させるだけだ。ブラウンはブレア政権時代にグリーンスパンの施策と全く同じことを遂行したとき、国の財政を統括する財務大臣だった。

英国の金融危機の大きな元凶となった人物が今国民に向かって自分を金融システムの「救済者」だと信じるように言っている。これは人の頭をバットで殴った輩が、次にその人を車で病院に運んだから自分はヒーローだと主張するようなものだ。しかしこういう人々に恥らいの気持ちなどない。

世界的な経済崩壊はイルミナティのアジェンダに次々と「利益」をもたらすように作られている。その1つは、私が最近のニューズレターで言ったように、1つの世界銀行による世界経済の専制支配を強行する口実としてこれを利用することだ。しかし利用するよう計画されている「解決策」とそれと結びついた「利益」が他にもたくさんある。我々はそれらに対し油断せず賢くある必要がある。

ここで強調したいことは、起きていることに冷静でいること、そして平和的に反応することが必要だということだ。現在やこれからの経済状況についてこれほど大きなストレスと恐怖が蔓延している時に、これは容易なことではないが、やはりそうする必要がある。さもなければ我々は待ち構えている巨大な罠へとまっすぐ落ちることになるだろう。

はっきり言おう。彼らは、次々に明らかになる経済的破局に反応して暴動が起きることを”望んでいる”。そして我々はすでに人々がこの術策に陥るのを目撃している。

経済状況に抗議するフランスの暴動

どうして独裁主義者たちは人々に暴動を起こしてもらいたいのだろうか? 私の本の長年の読者には、その答えがすぐにわかるだろう。彼らは十分に発達した警察国家を世界中に導入する口実が欲しいのであり、絶望して暴動に走る(常に工作員によって扇動される)人々は、まさに彼らが求めている口実なのである。

平和的デモの最中に暴動を始めたり、そうするよう促す者がいたら、彼らには絶対に注意を怠らず、見逃さないようにして欲しい。暴動によって警察国家実現を強行する支配権力に切り札を与えてしまうというのに、このような人々は何者で、なぜそうするのだろうか? 彼らは馬鹿か警察国家の工作員かのどちらかである。

このニューズレターをいつも読んでいる方々は英国の駐車違反監視員の話をご記憶だと思う。彼はある日突然新しい身分証を与えられ警察の仕事をし、許可なく私有地内に立ち入ることができるようになった。彼の仕事は違法駐車の車両に違反切符を配布するだけのはずだった。彼の上司は新しい身分証が発行された理由について話し合おうとしなかったが、ある警官の友人がすべてを説明してくれた。

政府は将来起きる「戦争」にかなり前から準備をしており、彼らは戦時下には街路で大きな抗議デモや暴動が起きると予想している、とその警官は語った。警察と”軍”はこれに対処するために、駐車違反監視員やガードマン、監視カメラ操作員や、その他たくさんの制服を着た職業の人々を動員して普段は警察が行っている業務をさせるのだという。

駐車違反監視員が私に連絡してきた直後、政府は駐車違反監視員を「民間警務官(civil enforcement officers)」と改めると発表した。こうすることで駐車違反監視員を、交通を扱うだけの仕事から切り離したのである。その数ヵ月後、政府は「認定員(accredited persons)」と呼ばれる新しい集団の計画を発表したが、これは現在警察に限定されている仕事の一部を行う権限が与えられことになるガードマン、監視カメラ操作員やその他たくさんの人員のことだ。

その警官は駐車違反監視員への話の中で「戦争」に言及したが、戦争はある時点で起きるよう確かに計画されている。しかし戦争の口実は作り話でもありうる。それは準備をさせるためには必要だが、裏にある本当の理由は知らされない人々から真実を隠蔽するためだ。今やもう我々には理解できるように、その本当の理由は、金融崩壊につづく経済状況に対して起きる暴動であろう。陰謀団はずっと前からこうなることを知っているが、それは彼らがそうなるように仕組んだからだ。

2週間前のニューズレターに書いてあるように、私はできる時はいつでも、人々の不安を煽り暴動を扇動するというこの計画について強調してきた。そして今、内通者たちはこの考えを世論に吹き込もうとし始めている。「あちこちで暴動が起きるかもしれない」という考えは「暴動に行け」という主題をサブリミナルな方法で伝えるよう作られている。これは「懸念」に見せかけた暗示の影響力に他ならない。

そして今週まさにこれをしたのが、イルミナティの三極委員会の共同創設者であり、バラク・オバマの師でありコントローラであるズグビニュー・ブレジンスキーに他ならない。オバマが大統領になる資格があることを証明する出生証明書を提示するまで、私は彼をオバマ『大統領』とは呼ばない。ブレジンスキーは、MSNBC(ニュース専門放送局)の番組でこう語ったのだ。

「階級間の軋轢が高まりつつある。そして人々が失業し困窮すれば、なんと暴動すら起きうる!」

ブレジンスキーさん、それは違います。あなたが代表するネットワークが暴動を起こすようにあらゆることをするので暴動が起きるんだと、”ご存知”でしょう。アメリカの国会議員からも同じような話が出てくるのを、ますます目にするようになっている。アメリカ陸軍士官学校は「未知の解明:防衛戦略の発展における例外的な”戦略上の衝撃”」と呼ばれる文書の中で同じ警告を発している。

それによると、軍は「不測の経済崩壊」を考慮して、「アメリカ国内で起きる暴力的、戦略的混乱」に備えなければならないという。不測の?冗談を言っているに違いない。この文書は「国内の意図的な抵抗運動」、「公衆の健康危機[訳注*1]の拡大」、「現在機能している政治的、法的秩序の崩壊」に言及している。さらに続けて:
[訳注*1: public health emergency、バイオテロや化学兵器による攻撃、核攻撃や原発事故による放射能汚染、自然災害などによって大量の死者や重傷者が予想される事態。]

「各地での市民の暴動によって…軍部は基本的な国内秩序と人間の安全保障を守るため、このような切迫した状況下で優先順位の見直しを迫られるだろう。長く続いた安定した国内秩序に慣れきったアメリカ政府と軍部は、国内で急速に拡大する人間の安全保障の危機に対処するため、対外安全保障への取り組みのかなりの部分、または大部分を即座に中止しなければならないだろう。」

最も極端な条件下では、アメリカ国内の敵対集団に対し軍隊を使用する可能性もある。

あの駐車違反監視員、今や「民間警務官」の彼は、これはまさに英国で計画されていることと同じだと理解した。そしてあらゆる国で同じことが当てはまる。それはすべてがグローバル・アジェンダを指揮する世界中に広がったネットワークによって操られているからだ。この士官学校の文書によれば「内戦や騒乱が複数の州やアメリカ全土に拡大した場合、国防総省が、政治権力を維持する」ために「権限をもった中枢」になるそうだ。

これをオーウェル翻訳機にかけると「軍が国を支配するだろう」となる。これはすべてずっと昔から計画されてきたことであり、私や他の人々が長年警告してきたことだ。そして政治的/軍事的独裁体制に抗う者はすべて、この文書が語る「敵対集団」とされるであろう。それはどんな方法による抵抗、言葉によるものであってもだ。

これを考慮すれば、アメリカ軍が現在「暴動鎮圧装備」に6百万ドル費やしていることを知っても驚かないだろう。

オバマの国家情報長官、デニス・C・ブレア(三極委員会)も、経済危機はアメリカ国内と世界中で市民の騒乱を引き起こしうると述べている。この危機が1、2年以上続けば「体制を脅かす」ことになると言ったが、この人工的につくられた危機はそれよりずっと大規模で長く続くよう計画されている。簡単な言葉づかいでは、人々に召集をかけるのは難しいとわかったようで、ブレアは経済的混乱の間に戦争が起きる可能性は高いと述べている。彼らが現在起きていることの後に、まさにそれを計画していることは間違いない。

別の権力者も騒乱や暴動を警告したが、その中にはWTO(世界貿易機関)やIMF(国際通貨基金)、両方とも芯までイルミナティの組織であるこれらの理事も含まれる。そしてこれらの組織を率いる者は誰であれ明らかに、あの陰謀団の使い走りであろう。

駐車違反監視員の話の正しさを再び証明することになるが、英国では警察の公共秩序担当部署のトップが、増大する失業と経済崩壊に抗議する「暴動の最盛期」が訪れる可能性を警告した。ロンドン警視庁の警視総監デーヴィッド・ハーツホーンは、「既知の活動家たち」がこの状況を利用して大規模な抗議運動をしかけようと計画していると述べた。そして彼は4月のロンドンのG20サミットが、銀行とともに標的になるだろうと指摘した。

ギリシャの暴動

世界中で大規模抗議行動が起きるのは、もはや単なる予測ではない。すでに起きているからだ。しかし計画されている規模に近いような崩壊が起きていない世界経済の状況下で、我々はまだ何も見ていないに等しい。先週末ダブリンではアイルランドの経済危機への対応に抗議する12万もの人々がデモに参加し、フランスの街路では百万の人々が抗議した。そして英国では、石油精製所と発電所の労働者が、外国人労働者の雇用に抗議してストライキを行い、昨年のギリシャ全土の暴動は、実際に経済問題によるものだった。

アルバート・パイク(Albert Pike)

今起きていることを、アルバート・パイクが1871年に送ったとされる手紙の一部で要約できる。彼はアメリカのフリーメーソン組織、スコティシュ・ライトの偉大な至高の指導者(Sovereign Grand Commander)で、手紙はイルミナティのイタリア人「革命家」ジュゼッペ・マッツィーニに送られたとされている。この中でパイクはイルミナティが世界独裁支配実現のために計画している3つの世界大戦の背景を詳しく説明したと言われている。最初の2つは彼が予言したように起こり、第3の戦争について彼は次のように言っている。

「第3次世界大戦は、”イルミナティ”の”代理機関”によって引き起こされる、シオニスト政治家とイスラム指導者の間の争いによって扇動されなければならない。この戦争はイスラム(イスラム教アラブ世界)と政治的シオニズム(イスラエル国)が相互に破壊し合う形で実施されなければならない。一方他国はこの問題で再び分断され、物質的、道徳的、宗教的、そして経済的に完全に消耗するまで戦うよう強要される。」

「… 我々は虚無主義者と無神論者を解き放ち、社会に恐るべき惨状を引き起こすことになるだろう。これはその恐怖と一体となって、残虐性と最も凄惨な混乱を生み出す完全な無神論の影響力を、諸国に明確に示すだろう。」

「そしてあらゆる場所で、市民は世界の少数の革命家から何としても身を守ろうと、これらの文明の破壊者を殲滅しようとするだろう。そして大衆はキリスト教に幻滅し、その時から彼らの信仰心は指針や進むべき方向を失い、理想を切望する。しかし崇拝の気持ちをどこに向ければいいかわからず、ついに公にされたルシファーの純粋な教義が全世界に出現することで、真実の光を受け入れるであろう。この出現は、キリスト教と無神論(両者とも同時に打破され消滅させられる)の破壊に続いて起きる全面的な反動的運動の結果として起こるだろう。」

さらに背景を知りたいときはここ「Albert Pike and Three World Wars」。

多くの人々がこの手紙を作り話として片付けるが、私が用いている文脈に関して、そんなことは気にしなくて良い。この手紙が言っていることは計画されていることなのだ。つまり経済と社会の破壊の中で人々は操られて絶望し、自分自身を最優先し、すべての道徳は生き残りをめぐる大衆の闘いの中に沈潜する。

パイクの手紙の中で使われている「虚無主義(ニヒリズム)」という用語は辞書で次のように定義されている。

「道徳、宗教的価値の特質すべてを否定すること、そして道徳性と宗教的信仰の以前の原理すべてを否定しようとする意欲」

「未来を改善するために、既存の政治制度または社会制度の破壊が必要だとする信念」

この説明で実によくわかると思う。そしてこれが世界中で人々が暴動を起こし現存する秩序を破壊することを、彼らが望む理由だ。この秩序は、そう、イルミナティがつくったものだが、今や彼らは独裁支配という次の段階に移行したいのだ、つまり完全な世界支配だ。これが意味するのは、世界政府が独裁支配を行うために、各国の政府や民族国家は破壊されなければならないということだ。

このことを考えながらもう一度「虚無主義」の定義を見て欲しい。「未来を改善するために、既存の政治制度または社会制度の破壊が必要だとする信念」

「暴徒」と「暴徒」を鎮圧する警察、みんなが履いているブーツは同じ警察の支給品だ。
ただの偶然の一致さ、気にすることはない。

工作員と役に立つ愚かな人々が、暴動と騒乱を始める準備をして出番を待っている。愚かな人々は、暴動と騒乱によって既存の秩序に抵抗していると信じている。しかし現在の秩序をつくったのも、「新しい秩序」すなわちニューワールドオーダーを画策するのも、イルミナティ血族の同じネットワークなのだ。そしてニューワールドオーダーは現在彼らが操っている混乱と混沌から出現するように計画されている。

これを実現するために彼らには、いつもそうだが、我々の協力が必要だ。そして今起きていることに反応して暴動と略奪を選択し、他人にもそうするよう促す人々は、彼らのために仕掛けられた罠にまっすぐ落ちることになるのは間違いない。政府と軍の工作員はこのことを知っているだろうが、彼らの役に立つ愚かな人々は知らないのだろう。しかしそろそろ気づいていい頃だ。

私は極左と呼ばれる人々より頭が固く、世間知らずの人々に会ったことがある。そうした人々は何百年も弾かれる名器のバイオリンのように、既存の体制を打倒する暴力革命でイルミナティの設計図通りの世界に変えるため利用されてきた。今や彼らは世界独裁支配を完成させるべく再び集められた。そして世界政府、世界軍、世界中央銀行、世界電子マネー、人々をマイクロチップで管理する道を開くように、計画されている暴力と混沌をもたらすのだ。マイクロチップを埋め込まれた人々は、他のたくさんの監視と操作技術の中でとりわけGPS(グローバル・ポジショニング・システム)によって常に監視される。

彼らが見たがっている暴動と略奪、すなわち混沌は、警察国家の導入を達成するだろう。この警察国家では戒厳令が施行され、裁判なしで投獄され、通りには軍隊が展開し、我々が長年警告してきた反乱分子を入れる強制収容所が稼動する。これらの施設は公式には「軍事施設」と呼ばれ、FEMAすなわち極めて邪悪な連邦緊急事態管理局によって運営される。そしてまさにこの時期にH.R.645の番号をつけられた法案がワシントンを通過しようとしているのはもちろん偶然ではない。この法案は「複数の軍事施設内に国家緊急事態対策センターを設置するよう、国土安全保障長官に命じる」ものだ。そんなものではなく、これは”強制収容所”だ。そして他の国々もこれらを準備するだろう。

あの士官学校の文書に何と書いてあったか見てほしい。「最も極端な条件下では、アメリカ国内の敵対集団に対し軍隊を使用する可能性もある。」、”可能性もある”?これは確実に起こることだ。そうするのが計画であり、実施に必要な法律がすべて整っているからだ。必要な法律は世界中の政府によって「反テロ」法として可決されてきた。しかしこれらのすべての法律で「テロ」や「テロリスト」という用語があまりに曖昧に使われているため、これらの「法律」が守るはずのすべての国民に、この法律を適用することが可能である。これらの法律の支持者たち自身がそう言っている。

これはすべて、かなりの人が指摘するのが厭になるほどの巨大なペテンだ。爆弾を仕掛ける等々の行為をするとされるテロリストとは何の関係もない。これらの法律はすべて、彼らが経済崩壊を新しい戦争とともに引き起こした時、警察国家によって大衆を支配するという明確な目的をもって導入されたのだ。

これらすべてに加え、下院と上院の監督なしに、大統領令が歴代の大統領によって次々と署名された。これは憲法違反であり、大統領は実質的に独裁者ということになる。ここをクリック(Click here)して戒厳令が敷かれた時、大統領令のおかげでアメリカ政府が発動できる権限を見て欲しい。

前回のニューズレターで指摘したように、オバマを操る大統領首席補佐官ラーム・エマニュエルが銃器の所持を削減しようとしている、それは軍の支配をより簡単にするためだ。一方で経済的混乱を懸念した結果、銃の携帯許可証取得の申請をして武装しようとする人々が増え、フロリダだけで過去45日間に42パーセント増加している。

イラクの町中の軍隊。同じ光景をアメリカや他国の街路で見るまでに、どれくらい時間がかかるだろうか?

これらをすべてやめる唯一の方法は、彼らが我々に望むように反応しないこと、つまり政府に対して、またお互いに対して暴力的、敵対的に反応しないことだ。暴力革命によっていくつの公式、非公式の独裁政権が倒れ別のものに代わっただけだったか? 暴力によって破壊されたものは同じ力によって交代させられるのが必然だ。私が本で述べたように、人は戦う相手に自分がなるのである。

ジョン・レノンが歌でこれを完璧に表現している。

革命が必要だって言うけど
いいかい
みんな世界を変えたいんだよ
それが進化だって言うけど
いいかい
みんな世界を変えたいんだよ
だけど破壊のことを口にするなら
オレを仲間に入れないでいいよ

本物の解決法があるって言うけど
いいかい
みんなそいつを見たいと思っているんだよ
オレに寄付しろって言うけど
いいかい
みんな出来ることをしてるんだよ
だけど、憎しみで頭が一杯の人たちに
お金を寄付したいって言うなら
ちょっと待てよ兄弟、って言うしかないな

レボリューション(1968)

マーチン・ルーサー・キングも暴動についての発言でこれを見事に表現している。

「暴動を抑制することの意味は、道徳的問題は別にして、暴動は勝利しえないということだ。暴徒はそのことを知っている。暴動は敗北を招くが故に、革命的ではなく反動的である。暴動は感情的発散を伴うが、やがて必ず不毛だと感じるようになる。」

これらは平和的な非協力によって成功した一人の革命家の言葉だ。確かに彼は殺された。しかし非暴力と固い意志で彼が創造したものは前進し人種隔離制度を終わらせた。肉体の生は”正しい”ものに比べたら重要ではない。何故なら我々はすべて、幻の経験をしている永遠の”意識”であり、死は最大の幻想だからだ。

独裁支配の奴隷として数年多く生き延びようとするより、自分が正しいと知っていることをしながら、とっとと「早く」死ぬほうがずっといい。

しかし、何10億もの人々が奴隷化されている一方で、一握りの人々がその奴隷化を行っている、このナンセンスを終わらせようとすることさえ必要はない。まあ、これの出口がわかっていると思う。

我々はひとつになって、お互いに助け合い、愛し、親切心をもち共感し合う必要がある。我々は、宗教、政治、人種、文化、所得別の階級といった、我々を分断する人工的に作られた大きな食い違いを脇にやる必要がある。自分たちの信念を否定しろと言っているのではない、それらを分断という武器にしないで欲しいということだ。

我々はみんな一緒にこの状況の中にいる。そして一緒にこの困難に直面する必要があり、お互いの物を盗み合ったり、略奪や暴動に参加すべきではない。また他人の身に起こったことを「自分の問題ではない」と無視しないことだ。彼らが奴隷化しようとしているのは、イスラム教徒、ユダヤ教徒、黒人、白人中産階級のアメリカ人等々ではない。我々”すべて”にそれをしようとしている。ちょうどナチスがドイツでしたように異なる集団を順番に狙い撃ちにするのである。次の有名な言葉が今あまりに的を射ているので、覚えておいて欲しい。

最初彼らはユダヤ人を捕まえに来た、そして私はユダヤ人ではないので、何もしなかった。
次に彼らは共産主義者を捕まえに来た、そして私は共産主義者ではないので、何もしなかった。
次に彼らは労働組合員を捕まえに来た、そして私は労働組合員ではないので、何もしなかった。
そして彼らは私を捕まえに来た、そして私のために声を上げる者は誰も残っていなかった。

団結して”全員”に影響するこの事態に対処しよう。これは最も基本的な自由が失われることだ。そして今これが計画されているとしたら、我々の子や孫やひ孫が生きることになるのは、どのような世界だろうか? 何もしないか、支配者が望むように暴動を起こすか、こんなことを思いながら生きていけるだろうか? 私には無理だ。

我々はコミュニティやグループで団結してお互いを支え合うことを始め、支配権力への”協力”をやめることが必要だ。必要なのは支配権力と戦わないことだ。支配権力は我々が協力し黙認することで存続できるに過ぎない。我々は一緒に待ったをかけるのだ。彼らは軍隊や「スワット」と呼ばれる男女からなる暴力集団を持っている。そして、激しい抵抗運動に対処する。

しかし彼らの最もひどい悪夢は我々の”非協力”、つまり税金の支払い拒否、銀行が住宅を差し押さえた後も退去しないこと、いかなる形の奴隷化に応じないことなどだ。もしこれが巨大な規模でなされれば支配権力は対処できない。そしてこれが重要だが、我々はこれを実行する場合は集団で行い、すぐに影響を受けない人々はすぐ影響を受ける人々を助ける必要がある。

法の遵守の代わりに、我々に必要なのは 別のやり方で抗議し、不公平や不正に従わず、あるいは自分たちや他人の自由を標的にするものに従わない人々の”非服従のダンス”だ。この方法は敵意や怒りや暴力の気持ちで行う非服従ではなく、愛や喜びや笑いを持って、そして自分が奴隷となることに協力しないという強固な決意を持って拒否することなのである。

(非服従のダンス)

我々は、特に徴兵制が導入されようとしたし場合、入隊を集団で拒否する必要がある。そしてオバマの支配者が導入を望んでいる(英国政府も同じ)若者を動員する強制的な「地域奉仕活動」を拒否する必要がある。そしてオバマの計画である、民間治安維持部隊の法案、これは経済崩壊の最中にあのエリート集団のかわりに市民を互いに取り締まらせるという詐欺に他ならないが、これに加わること、そしてその正当性を受け入れることを拒否する必要がある。

2月15日のニューズレターで述べたように、我々は支配権力の枠外で機能する地域通貨の計画作りを始める必要がある。そして平和的なものである限り、望むなら大規模デモも行うべきだ。しかしこれは非暴力と非協力の運動の”一部”である必要があり、抗議行動そのものに重点を置くべきではない。

世界中でどれだけの大規模デモが行われただろうか、しかし戦争であれ、グローバル化であれ、すべては何も変わらないまま進んで行く。我々は欺瞞的な行いをやめ、デモの後、イイ気分で飲み屋に出かけるのもやめて、本当に違いをもたらすことを始める必要がある。

大規模デモは欲求不満を和らげる。私はガス抜きと呼んでいるが、デモのほとんどが何の役に立つだろう?
支配権力への大規模な非協力の方がはるかに効果的だ。

抗議行動は非協力を目標とすべきだ。集会を禁止する法律の受け入れを人が大挙して現れ拒否する、銀行の差し押さえ執行官が隣人を通りに追い出しに来たらその家を包囲する、システムが機能しないように政府や金融機関の建物の回りを大量の人で埋め尽くす、などだ。そしてこれらはすべて笑顔で、厳格に平和的に行わなければならない。

制服の人々には、こう言いたい。自分には力があると思っているかもしれないが、あなたは他の人々と同じように、チェスの捨て駒にすぎない。あなたに力はない、制服に力があるのだ。制服は国家の延長だからだ。制服の中にいる人々は、制服を支配する人々の命令を代理で行うために単に制服を動かしているだけだ。あなたが陰謀団にとって有用であれば褒められ、大きなアジェンダの小さな歯車としての要件を満たさなければ、クビにするだろう。

あなたにも子供や孫がいるだろう。彼らもまた、あなたが取締りをして誕生させた世界で生きなければならない。あなたは「命令に従って」そうしたのだし、政府やCommon Purpose(コモン・パーパス:共通目的)のような陰謀団の出先教育機関から与えられた、人を操るたわごとを信じてそうしたのだ。このトランス状態から目を覚まし、自分の子供や孫、そしてみんなのために警察国家建設を阻止して欲しい。自分のしていることがあなたの愛する人々にどのような結果をもたらすのか考えて欲しい。そしてそれをやめて欲しい。

我々すべてになにより必要なのは、マインドを解放し意識的になることだ。その状態から、直感やインスピレーション、我々が直面しているものを扱う最も効果的方法に我々を導いてくれる”知恵”など他のすべてが生じる。

部屋の中でやりたいことがたくさんあるのに、部屋は暗くて何も見えないとしたら、何か他のことをするための基本的な第1のステップは何だろう? 明かりをつけてはじめて、他のことがすべて可能になる。そうしなければ暗闇をのたうち回って家具につまずいて転ぶのである。

これが今日「人間たち」が行っていることであり、長きにわたり続けてきたことだ。やつらによって、自分が自分の身体や名前であると信じるよう操られてきた。しかしそれらは本当の自分、すなわち永遠の『意識』の経験に過ぎない。アメリカの偉大なコメディアン、ビル・ヒックスはこう言った。

「すべての物質はエネルギーが低い振動数で凝縮したものに過ぎない。我々はすべて、自分を主観的に経験するひとつの意識だ。死などというものはなく、人生はただの夢で、我々は自分自身を想像する想像力なのだ。」

「我々の間にある分離はある種の経験を可能にする幻想だが、この幻想は我々を分断し支配するために容赦なく使われてきた。」

もういい!

我々が本当の自分に目覚めれば世界はとても違って見える。そして我々の前に置かれた(あるいは我々が置いた)困難もそうなのである。視点を動かせばすべてが変わる。試して欲しい。本当の自分を体や名前や鏡に映る姿と同一視することをやめてみて欲しい。そうしたものを経験ととらえ、自分ではないと理解して欲しい。「時間」と呼ばれる我々の幻想の中にある自分の人生や世界を、本当の自分の知覚から、つまり永遠の『意識』『存在するすべて』『ずっとあるもの』『永久に存在出来るもの』から観察してみて欲しい。

(私は存在するすべて/私に自由を授けることはできない/私が自由である)

それ自身を認識している『永遠の意識』は暴動を起こさない。それは暴力的ではないし略奪も行わない。しかし決して公平でないこと、正しくないこと、愛情に満ちていないこと、寛大でないことを行わないし、その行為自体他人のために受け入れることはない。決定的なことに、『永遠の意識』には恐れがない。このレベルで機能している時、自分が『意識』であると本当に主張でき、『マインド』と呼ばれる幻想に捕らわれていない。アルバート・アインシュタインが言ったように、「問題をつくり出したのと同じ意識のレベルでは問題は解決できない。」

ジョン・レノンもまた、本当に違いを生み出すためにする必要があることについて、”レボリューション”で強調している。我々はマインドを自由にし『意識』の状態に高めなければならない。

体制を変えるって言うけど
いいかい
みんなそういう奴の頭を変えたいって思ってるんだよ
制度のせいだって言うけど
いいかい
かわりに自分のマインドを自由にしろよ
でも毛沢東の写真を持ち歩いているなら
誰と組んで、どうやっても革命なんかうまくいかないさ

我々は今急速に台風の目に向かって進んでいる。これは世界中の人々を中央集権化された独裁支配の奴隷にしようと長年にわたり計画されてきた。しかし我々は、日ごとに支配の壁が迫るのをおとなしく見つめながら、その計画を受け入れることも、黙って従う必要もない。

しかしこれは現に起きていることで、止めなければならない。みんなのために阻止しなければならないのだ。

我々はひとつになれる。人種、宗教、文化、所得別階級といった大きな食い違いを脇にやって、絶対にひとつにならなければならない。こうしたものは我々を分断し、それ故に支配する幻のラベルにすぎない。もし望むならそういうものを信じればいいし、それらがあると幸せなら楽しめばいい、しかしこれ以上我々を分断させてはならない。

病んだマインドと閉じたハートを持った人々が、完全支配のアジェンダを成し遂げるために、我々にあらゆることを仕掛けてくるような時には、我々はひとつになってお互いに助け合う必要がある。やつらの狂気が広がるかどうかは”やつら”が決めるのではなく、”我々”が決めるのだ。ただ我々がそれを使うことを選択しさえすればいい。力を持っているのは我々なのだ。

我々は『ひとつの意識』だが、だまされて自分を「小さな私」と考えている。我々がみな『一つにして全体』だと理解した時、その意識で助けが必要な人々すべてのために勇気、愛、親切心、平和な心、共感をもって行動した時、圧制の壁は崩れるに違いない。

しかし、それが全部なくなるよう願って何もしないでじっと座っているという選択肢は、もはやないのである。

決してしてはいけない。


WE ARE ONE

我々はひとつ

Click here to watch …

(翻訳委員会:D)

PLEASE CIRCULATE AS WIDELY AS POSSIBLE. THE LINK TO SEND PEOPLE IS:
できるだけ広く回してください。以下、英文リンク
WWW.DAVIDICKE.COM/RIOTS

【注】
このニュズレターは3月1日のものをベースにしました。
一般公開されたものとは、内容が少し違うことをご了承ください。
(編集部)

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コメント:5

マッキ- 09-03-10 (火) 22:06

我々がみな『一つにして全体』だと理解した時、その意識で助けが必要な人々すべてのために勇気、愛、親切心、平和な心、共感をもって行動した時、圧制の壁は崩れるに違いない。その通りですぞ!がんばらねばなりませんね!
応援します!アイクさん。

白金兵衛 09-03-11 (水) 10:48

たいへん勉強になりました。ありがとうございます。

M.G 09-03-13 (金) 7:15

何冊かアイクの著書を見て来ましたが、敵と戦う方法を始めて知りました。しかし今一つ具体性と実効性に疑問を感じます。

【編集部より】アイクの言う「マインド」での思考、「ハート」での思考、「無限の意識」での思考によって、出て来る解答は違ってきます。また「マインド」での思考による行動、「ハート」での思考による行動、「無限に意識」での思考による行動も当然ながら違ってくると思います。それは、皆それぞれ違ってくるのと同じくM.Gさん次第ですので、その解決法の提案がございましたら、事例として書き込みお待ちしております。

鶴田ナオキ 09-03-24 (火) 3:18

素晴らしい内容です!! まさにそのとおり、反応ではなく自分の頭で創作して周りの人と調和して生きること、彼らの意図どおりに動かないことが大事だとわかりました。最近はよく自分のいる名古屋でもケムトレイルがほぼ毎週土曜日に撒かれていて観察しています。最近はこのあまりにもひどい実際の状況と一般認識のギャップの大きさによく笑いがこみあげてくる毎日です!!

子守熊 09-03-27 (金) 0:52

[次の有名な言葉が今あまりに的を得ているので、覚えておいて欲しい。]
の文中に「的を得て」と言う表現がありますが、正しくは「的を射た」ではないでしょうか?
「得る」をつかうのであれば「当を得た発言」というのが正しいと思います。
時々このような表現が見受けられ気になったもので投稿させていただきました。
余計な御節介ですみません。
皆様の御健康と御発展を願っております。

【編集部より】
ご投稿ありがとうございます。
もっともなご意見ですので、「的を射た」に直しました。

このサイトは、翻訳者も含めすべて有志によるボランティアによって運営されております。
時間的な制約上、こちらの見落としも生じますし、気がつけば適宜修正を加える所存です。

よりよいサイトを作っていく上で皆さんのご協力もまた必要です。

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