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オバマのアフリカへの贈り物……アフリカを燃え立たせるのか?

このニューズレターは著者デーヴィッド・アイクの承認を得て翻訳されたものであり、著作権は著者に帰属します。英語原文に興味がある方は、David Ickeのサイトから購読できます。

デーヴィッド・アイク ニューズレター、2008年12月14日号

オバマのアフリカへの贈り物…

… アフリカを燃え立たせるのか?

こんにちは、みなさん。

私はちょうど南アフリカから家に戻ったところです。南アフリカではバラク・オバマ氏にたいして、たくさんの祝典が開かれていました。彼は、アフリカ系の半分黒人の血の入った男で、1月に米国大統領の任期が始まります。

そして、「彼らの同胞の一人」であるその男が(間違って)地球上で最大の権力を得る人間になる瀬戸際が来ると言われているのに、喜んでいないのはなぜでしょうか?ここにアフリカに関係する大統領がいるのだけれど、何世紀も過去にさかのぼるのではなく、彼のケニア人の父親、たった一代なのです。

確かに、最新のアメリカの法律に適合した主張なら、そして、彼の祖母、親の違う兄弟姉妹はそうだと信じていたことですが、オバマはケニアで産まれているので、大統領の職に就く資格は与えられるべきでは全く無いのです。つまり、アフリカ人がホワイトハウスにいるのです。だからこの混乱したアフリカ大陸から拍手喝采を受けているのです。確かにオバマはアフリカの友人なのでしょうか?

しかし、いつものようにむしろもっと知るべきことはあります。光る物がすべて純金ではないように、オバマの場合も、すべてのおしゃべりは真実ではありません。

先週、私が概要を述べたように、オバマは、米国を支配する白人支配階級に究極的に答える、黒人支配階級の産物です。結局、米国大統領になる人は、殆んど何の問題も決定せず、彼らは全員イルミナティ血流の陰謀に答えるのです。

オバマのためのアフリカ
感謝祭に投票する七面鳥が思い浮ぶ

陰謀団が選択する人種と政治的信条は、それ自体彼らには無関係です。とにかく左翼と右翼そして中道的立場を支配しているので、彼らがここで「共和党」あるいはあちらで「民主党」を選ぶ唯一の理由は、そのときどきの利害と計画に一番合うかということと、ときどき幻想を維持するために変えなければならないからです。その幻想は人々が選択しているものです。

だから、そのような米国政治史上における初の黒人大統領選出という重大な変化を見るとき、偶然それが起きたと考えるのはとても無知なのです。かつてフランクリン・ルーズベルト大統領はこう言いました。「政治においては、偶然に起こることなど何一つ無い。もし何かが起これば、そうなるように計画されたと考えていいだろう」。

そして、そのとおりに、バラク・オバマは仕組まれたのです。彼は支配者たちの選択であり、まさに大衆に利益を与える「変化」といった類を否定する勢力によって資金援助を受けています。彼ら支配者の「変化」とは、経済的悪魔的寡頭政治の世界的中央集権支配力をさらに強めることなのです。

オバマと彼の経験豊富なプロの支配者たち、失礼、彼の「キャンペーンチーム」はそうした「ロビイスト」からの資金を得ることを拒否したという嘘を売り付けました。そのロビイストとは、彼らの顧客の利害の中で、政治家が法律を作り、あるいは妨害することを確実にするためにお金をもらっている人たちなのです。

しかしオバマを取り囲むすべての物事のように、過去と現在において、それはペテンなのです。彼らは、代表的なロビイストとロビーグループが代表する法律会社を通して、オバマの銀行口座に多額のお金を注ぎ込みました。第三者を通して陳情者の利益からお金が注ぎ込まれる間、ロビイストからの資金提供について「大がかりな嘘」をつきました。

オバマの資金源の情報資料は、ウォール街の著名人名簿を読んでいるようです。ゴールドマン・サックス、UBS、シティ・グループ、クレディ・スイス、ドイツ銀行、J.P.モルガン・チェイス、モルガン・スタンレー、などです。彼はキャンペーンのための公的な資金の制限を受け入れる誓約を破り、代わりに非公開の「個人的」無制限の資金提供を選んだとしても不思議ではありません。

ペテン師

オバマはまさに最新のウォール街の大統領であり、それゆえ彼に資金提供した銀行によって引き起こされる経済危機へのいかなる反応も、一般大衆の利益になるよう仕組まれはしないでしょう。オバマと銀行システムの両方を支配する血脈の要求に叶うように、「彼」の政策は構築されます。

銀行と金融業に、事実上、限りない公的資金が流れている間、“ミスターペテン師”は大衆から「犠牲」を要求するでしょう。そして、金融業界は「助けられた」犯罪者同様、“ミスター国民の代表”によって支えられています。

しかし米国のこれまで希薄な国境をずっと越えて、オバマの職務はより密接に関係があるのです。そう、「米国」として知られる国を打ち砕くこととアメリカを国際的集合的な独裁国家へと吸収することを完成させる計画のため、オバマは前面にいるのです。しかし次の数年にアフリカで起こりうる成り行きも、ものすごいものがあります。

オバマを思いのままに操る戦略家たち、最も目立つズビグニュー・ブレジンスキーと彼の億万長者の協力者、ジョージ・ソロスにとって、アフリカは大きな標的の一つ中国との争いのための潜在的な戦場としてみなされています。

ブレジンスキーが1970年代にジミー・カーターの国家安全担当補佐官であったときに、最初に、アフガニスタンで「自由の闘士」の組織を創り、資金を与え、武装化し、訓練を施し、のちのムジャヒディン、タリバン、アルカイダと断言されるようになりました。

ブレジンスキーは、それらの組織がモスクワに制御された首都カブールのアフガニスタン政府を弱体化させることを望み、ソ連をそそのかして侵略させようとおびき出しました。彼に言わせるなら「やつらのベトナム」に巻き込んだのです。その計画は成功し、少なくとも百万人のアフガン人が犠牲になりました。

オバマの背後にいるブレジンスキーによって、最初から武装化、組織化、訓練されたタリバンのテロリストと戦闘するために多くの軍隊の増援をオバマが要求しているのは、彼の職務の中で大きな皮肉の一つです。映画マトリックスの中でモーフィアスが言ったように、「運命、それは皮肉以外の何物でもない」ということです。

しかしブレジンスキーの場合、それは「運命」ではありません。しかしすべてにもたらす冷酷な計算なのです。ポーランド出身で、イルミナティ三極委員会の共同設立者のブレジンスキーは、中国と同じく、依然として彼の標的の一つであるロシアに激しい憎悪を持っています。

そして、もし中国とロシアがブレジンスキーの標的なら、それは、オバマの標的でもあるのです。

その計画は、実際、世界独裁政府に向けての偉大な一歩として、中国とロシアの軍事および経済力をなくしてしまうために、それら二つの国を巻き込む第三次世界大戦を引き起こす一連の出来事を扇動するものなのです。私はこの行いが成功するだろうというのではなく、ただこれがその計画だと言っているのです。

ブレジンスキーと彼の協力者たちにとって、オバマの皮膚の色およびアフリカと縁故があることが有益であるということなのです。私の7月27日のニューズレター「アフリカの新たな征服」の中で、世界がこれまで目のあたりにしたことのない人間の大きな動向と言われていることで、どのように中国が暗黒大陸の乗っ取りを始めたかについて書きました。アフリカには今、百万人の中国人が居住しており、大陸を意のままに支配し、住居を持つことへの圧力を温和させ、彼らは何百万人にも増えることを望んでいます。

中国政府は資金及び武器両面でジンバブエの悪の独裁者ロバート・ムガベをずっと支援しています。彼らはムガベへの25部屋のマンションを建て、与党ザヌPF党の本部を建て、代金を払い、戦闘機、武装ヘリコプター、その他の武器を与えました。それは反対者を鎮圧するためです。

同じことはコンゴ、ザンビア、アンゴラ、ナイジェリア、上ボルタ(現ブルキナファソ)、スーダンといったアフリカの他の国でも見られます。最も奇怪なことにスーダンにおいては、アフリカの殺戮の場と呼ばれるダーファー地方の何百何千もの人々の大量虐殺攻撃を開始する手段を、中国がスーダン政府に与えているのです。

この背景を含めて、なぜオバマの支配者、特にブレジンスキーが、他の土地に拡大し、ロシアを引きずり込み中国との間に争いを引き起こす場所として、アフリカが最高の場所であるとみているかがわかるでしょう。

これは、中国の占領地に抵抗するためにあらゆる国で「自由の闘士たち」を創出、武装化、訓練させることによって、そしてアフガニスタンのムジャヒディンとタリバンにしたのと同じようなやり方で支配するためにひっそりとなされました。世界中で勃発しているそれほど多くの「内戦」は、実は標的にされた国内で交戦中の党派閥やグループを通した、非公式に互いに戦っている主要国です。

しかし、苦しむアフリカの人々を援助するという人道上の名目で、眼の冷たさと心のあさましさでオバマに優るとも劣らないアフリカの「もう一人の友人」である、国防長官ヒラリー・クリントンと同盟して軍隊の増援をオバマがもし命令するなら、スーダンとジンバブエの危機はより直接対決の様相を呈します。

その時期や計略の観点により干渉するには適切でなかったからとして、ジンバブエとスーダンの危機は大惨事になると世界で見られています。しかし、オバマ(米国の権力を得ると想定している『アフリカ人』大統領)は、彼らが攻撃するのは適切な時期だとしました。ジンバブエのコレラの発生によるそのような動きは、広範囲にわたる世界的援助を活発化させ、正当的「人道支援」という、ほとんどの人が信じる表面的な話題を与えます。

興味深いことに、ケニアの首相で米国の傀儡、ライラ・オディンガは国連もしくはアフリカ連合を通してジンバブエに軍隊増援を要請しています。オディンガは、自分と同じルオ族の一員だったオバマの父親に通じていて、オバマは自分の最初の従兄だと主張しています。

ライラ・オディンガは、1月20日のオバマ就任式のために、
ケニアの政府代表派遣団をワシントンへ引率します。

ブッシュ大統領、ゴードン・ブラウン英国首相、フランスのニコライ・サルコジ大統領、彼らはイルミナティの傀儡で、工作員であり、彼らもまた、ジンバブエへの軍隊増援を要請し、コレラ発生の証拠を引き合いに出しています。

私はアフリカで具体的に何が起きるのかを言えませんが、命題と方向性は次第に明らかになりつつあります、そしてそこに住む人々にとっては、良いことは一つもないのです。アフリカでの話は、最近の状況全体として見られなければなりません。

アフリカの植民地政策は静かに進行中です。それは公式の植民地政策で始まり、企業家たちと黒人傀儡指導者によって「独立」という支配段階に入り、それから、私たちが今直面している中国の局面が始まりました。

「独立」に潜む考えには、永久的支配と腐敗と無能な黒人指導者たち(前回のニューズレターをお読みください)が利用されました。それはアフリカに入り込み、中国と西洋の両方で働くイルミナティ血流一族によってアフリカの土地、人、資源の最終的争奪の機が熟したためです。

この計画は、アフリカ大陸を荒らすエイズの広がりの組織的導入を含み、エイズで毎日推定6,000人が死んでいます。何百万人ものエイズ孤児がおり、いくつかの研究によると、ある地域では若い男性人口の3分の1がなくなることを予測しています。私がちょうど今そこから戻ったばかりの南アフリカでは、400万人の人々が感染し、その数字は一日1,500人前後増えています。

アフリカは、比喩的そして文字どおりに死につつあります。そして弱者を食い物にする連中がそこへ強奪に入り、世界的混乱と統治のためより広範囲に計画を推進させるのです。オバマがアフリカの破壊を求める勢力に微笑む腹黒い人間であるとき、アフリカの人々がどのように彼に熱狂したかを見るのは超現実的なことでした。

しかし、ある人々はオバマが何を本当は代表するのか、そして冷たい眼と輝く歯の背後に何が潜んでいるのかを理解しています。彼らの中には、長年の私の偉大な友人、ズール族のシャーマンもしくはサヌーシー、クレド・ムトワがいます。

今回の旅で、私は彼に会うことはできませんでした、なぜなら私はその国の他の場所にいたからです。しかし、電話で話したところ、私がオバマについて伝えたのと同じくらい、彼はよく知っていました。

彼はこう言いました。ある日オバマをテレビで観て、うつろな言葉と笑顔の後ろに公けのイメージとは非常に違う男を見た、と。その経験の後、三週間後に彼が書いた詩を私に読んでくれました。アフリカを非常に愛する黒人による、オバマに夢中になっている人々が聴く必要のある、力強い声明です。

ひとりの役者が人生のまばゆい舞台の上を歩いている
顔には天使のマスク、しかし纏うは悪魔のガウンである。

まやかしの微笑が生活する者の犇く劇場の上に投げかけられる
示されるのは光り輝く希望、しかしそれも偽りに他ならぬ。

古のアイルランドと暗黒大陸アフリカの平原の血が
その血管の内を巡っている、人の子よ。

君はオバマ、人呼んで「空みこしの王」
君はバラク、嗚呼、アフリカの民衆を欺くために生まれてきた息子である君を
人々は苦しみの内で仰ぎ見て、あまつさえ、
ユダの如く裏切りへと歩むしかない君に黒い救世主を見てさえいる。

賢者ぶった礼服と、希望というナイロン製の羽を隠れ蓑にして
君は諸国民を罠にかける者、惨めな戦争を齎す者である
嗚呼、観客たちに君のあるがままの姿が見えるといいのだが。

君を信じる者たちに君の正体が見えるといいのだが、即ち君は
姦計によってアフリカの諸聖地を絶えさせようとするプリンスであり
アフリカという諸船を難破の岩へと導くセイレーンである。

我が主なる君の支配は平安のひとかけも齎さないだろう
我が王なる君の統治が一片の微笑を齎すこともないだろう
私たちが暗くじめじめとした洞窟で話しているその時にも
驕り昂ぶった狂信者たちが君の邪な戴冠を画策している
彼らは血まみれた犠牲者の王冠で君の頭を飾ることだろう。

おお、黒きケネディ、彼の人のひそみに倣はむとする者、いつの日か
汝が人生の舞台を降りしじまへと歩み入るとき
神が、汝とその烈火の如き伴侶を許し給はむことを
バラク・オバマ、祝福されし息子、おお、空みこしの王よ。

(訳:読者投稿)

なんと悲劇的で皮肉なことでしょうか。オバマによって、広められたすべての間違った希望、オバマがアフリカの「救世主」になるという希望は、最も見当違いなの運命づけです。冷たい眼の男はゆすり屋のために働いています。そして彼らと、彼にとって、アフリカは意図してペテンを働くもう一つの場所にすぎないのです。そしてオバマはそれを実行するのにうってつけの人物なのです。



もし陰謀を信じているなら、あなたは気違いだ:(公式発表)

だけど、ABCニュースだよ



【翻訳委員会:小動物】

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